白髪は抜いてはいけない?美容師が解説する理由と正しい対処法

白髪は、抜かないでください。
気になる1本から、整え方を相談できます。
鏡を見るたびに気になる白髪。「1本だけなら」と、指や毛抜きで抜いていませんか。白髪も、これからのヘアスタイルを支える大切な髪です。
美容室INFINITY代表・久保鉄平が、抜いてはいけない理由と、抜いてしまった後の対応を、図と写真でご紹介します。
気になる内容から読む
1.なぜ白髪は抜いてはいけない?毛穴への影響
白髪を抜かないでほしい理由は、髪を引き抜く力が、皮膚の中で髪を包む「毛包(もうほう)」に負担をかけるからです。

米国皮膚科学会(AAD)は、毛を抜く行為による毛包炎や、白髪を抜くことによる薄毛の可能性を案内しています。[1][2]
01
毛穴の赤み・痛み
毛包が傷つき、炎症を起こすことがあります。
02
繰り返す抜毛
同じ場所を何度も抜くと、毛包を傷めるリスクがあります。
一度抜いただけで、必ず生えなくなると決まるわけではありません。それでも「1本なら」と繰り返さず、これからのヘアスタイルを支える髪を残すことを大切にしてください。
2.抜くと増える?黒く生え直す?
では、抜けば黒い髪に生え変わるのでしょうか。ここは、髪の色をつくる仕組みと分けて考えます。

抜くことは、髪の色を黒く戻す方法ではありません。抜いた白髪は通常、再び白髪として生えてきます。[1]
3.白髪を抜いてしまった後は、どうする?
すでに抜いてしまったら、まずは手を止めてください。次に確認するのは、白髪の本数よりも赤み・痛みなど、頭皮に気になる変化がないかです。


01
赤み・痛みがない
さらに抜くのをやめ、普段の洗髪をやさしく行います。生えるか気になっても、同じ場所をこすったり押したりしないでください。
来店時には「この辺りを抜いてしまった」「触ると少し痛い」など、分かる範囲でお伝えください。その日の状態を確認して、施術をご案内します。
4.つい抜く習慣を変える、3つの工夫
「やめたいのに、鏡の前に立つと抜いてしまう」。そんな方は、白髪を見つけた後の行動を変えてみてください。

01
毛抜きを片づける
洗面台や化粧台から離し、見つけたらすぐ抜ける状態を変えます。家族に抜いてもらうこともやめましょう。
02
場所をメモする
「右の生え際」「前髪を上げると見える」などを記録。探し続ける代わりに、来店時にそのメモを見せてください。
03
整える予定を決める
予定の前に気になるなら、カットやカラーを相談する日を先に決めます。まだ染めるほどか迷う段階でもご相談いただけます。
抜くのを止められず、髪が減ってきた、生活に支障がある、つらさを感じる場合は、一人で抱えず皮膚科などの医療機関へご相談ください。
5.抜かずに整えるカット・カラーを相談
INFINITYでは、白髪のある場所・普段の髪型・楽しみたい髪色を一緒に確認します。来店前に白髪を取り除こうとせず、そのままお見せください。

数本だけが気になる方
髪型とのバランスを見ながら、必要な部分を短くする方法も考えられます。短くしすぎると毛が立つ場合があるため、見えにくい場所や根元近くの処理は美容師にお任せください。
白髪はカバーしたいけれど、暗くしたくない方
カラーは「白髪があるから全体を暗くする」とは限りません。しっかりカバーしたいのか、今の明るさを残してなじませたいのか。ご希望と根元・毛先の状態に合わせて考えます。
生え際の白髪と毛先を塗り分けたカラー実例 →INFINITYで、実際にどのように白髪を整えているかをご紹介。数本の白髪はどうする?初期白髪の対処法 →切る・隠す方法や、初めてカラーを相談する目安はこちら。
6.頭皮の乾燥・抜け毛も気になる方へ
白髪に加えて「洗った後につっぱる」「抜け毛や髪の細さも気になる」という変化があれば、カウンセリングでお伝えください。髪色と頭皮のお手入れを、一緒に相談できます。

Airy Spa®で、頭皮に合うケアを選ぶ
頭皮の状態とご希望に合わせて、洗浄や保湿を意識したケアをご案内します。力加減や首の姿勢も確認し、ゆっくり過ごしていただく時間を大切にしています。
傷や赤みがある場合は、先にご相談ください。ヘッドスパは、抜いて傷ついた毛包の治療や、白髪を黒く染める施術ではありません。
育毛ケアは、毎日のお手入れまでつなげる

育毛ケアを始めたい方には、今使っているシャンプーや頭皮用アイテムも伺います。商品の選び方だけでなく、地肌への塗布方法や、続けやすい使い方もご相談ください。
エンハンシング ビバシティの育毛ケア →効能・効果、白髪研究、アイテムの使い方を詳しく解説。白髪対策にヘッドスパは効果がある? →スパの役割と、カラー・ホームケアを組み合わせる考え方。
7.白髪を抜くことについて、よくあるご質問
Q1.白髪1本だけでも、抜かない方がよいですか?
A.はい。1本でも抜かないでください。「見つけたら抜く」が習慣にならないよう、気になる場所を美容師に見せて、整え方をご相談ください。
Q2.毛抜きを消毒すれば抜いても大丈夫ですか?
A.いいえ。毛抜きを清潔にしても、髪を引き抜くときに毛包へかかる力はなくなりません。道具の清潔さとは別に、抜く行為そのものを避けましょう。
Q3.抜いた白髪が、黒く生え直すことはありますか?
A.抜くことは、髪の色を黒く戻す方法ではありません。通常は再び白髪として生えてきます。黒くなることを期待して、同じ毛を抜き続けないでください。[1]
Q4.白髪を切ると、短い毛が立って目立ちませんか?
A.場所や長さによっては、短くした毛が立って見えることがあります。気になる毛を次々と根元近くまで切らず、普段の髪型での見え方を確認して整えましょう。見えにくい場所はサロンでご相談ください。
Q5.抜いた後、すぐにカラーやヘッドスパを受けられますか?
A.赤み・痛み・傷がある場合は施術を控え、必要に応じて皮膚科で確認してください。症状がない場合も、抜いた場所と時期を来店時にお伝えください。頭皮を確認して、その日の施術をご案内します。
Q6.まだ白髪染めをするほどではなくても、相談できますか?
A.もちろんです。普段のカットやカラーの際に「ここが気になる」とお伝えください。予約メニューに迷う場合は、06-6409-4773へお電話いただければ、ご希望に合うメニューをご案内します。
8.JR尼崎で、白髪を抜かずに整える相談を
白髪が気になるからこそ、抜いて終わりにせず、これからも扱いやすい髪に整えていきましょう。
メニューが決まっている方はWeb予約へ。カラーと頭皮ケアのどちらで予約するか迷う場合は、お電話でご相談ください。JR尼崎駅から徒歩約5分のINFINITYでお待ちしています。
Web予約で空き状況を確認するメニューを電話で相談する|06-6409-4773
ヘッドスパの施術内容・料金 / INFINITYへのアクセス
次に知りたいことから、関連記事へ
初めて白髪を見つけた方へ →初期白髪のセルフチェック・対処法・サロン相談。白髪対策を全体から考えたい方へ →カラー・頭皮ケア・育毛・スパの選び方をまとめた総合ガイド。抜け毛・髪の細さも気になる方へ →抜け毛の原因と、美容室で相談できる育毛ケア。
参考情報
- American Academy of Dermatology|What causes gray hair, and can I stop it?
- American Academy of Dermatology|Folliculitis
- UAMS Health|Does Pulling One Gray Hair Cause More to Grow in its Place?
- American Academy of Dermatology|Hair loss: Who gets and causes
2026年10月15日確認。毛髪・頭皮の一般的な情報は上記資料を参照し、サロンでの整え方はINFINITYのご案内として記載しています。
