頭のツボはどう押す?自宅でできる頭皮ツボマッサージの強さ・時間・注意点をヘッドスパ講師が解説
頭のツボを自分で押すときは、爪を立てずに指の腹を使い、
約5秒かけてゆっくり圧を入れ、約5秒かけて力を抜くのが基本です。
痛いほど強く押さず、呼吸を止めない「じんわり気持ちいい」程度の強さで、
1か所につき2〜3回を目安に行います。
頭皮ツボマッサージは、自宅で短時間に取り入れやすいセルフケアです。
ただし、一点へ力を集中させたり、硬い器具で強く刺激したりすると、赤みや痛みにつながることがあります。
この記事では、百会・太陽・風池など自分で触れやすい頭のツボに絞り、
押し方・強さ・時間・タイミング・注意点を、Airy Spa®開発者でヘッドスパ講師の久保鉄平が解説します。
ツボの位置は、骨格・筋肉・生え際・体格によって個人差があります。
記事内の位置はあくまで目安です。痛い場所を探すのではなく、指の腹で周辺をやさしく確認してください。
知りたい内容から選んでください
- 頭のツボを自分で押す方法を知りたい方:このまま「1.正しい押し方」へ
- 百会・太陽・風池など11か所の位置を図で見たい方:▶ 頭のツボはどこ?11か所の位置と頭筋との関係
- 眼精疲労やパソコン疲れが気になる方:▶ 眼精疲労・パソコン疲れとAiry Spa®
- 実際の側頭部への施術を見たい方:▶ こめかみ・側頭部をケアするAiry Spa®実例動画
- サロンで受ける本格ヘッドスパを探している方:▶ Airy Spa®の施術・料金を見る
1.頭のツボの正しい押し方|5秒で入れて5秒で抜く
自宅でのツボ押しは、次の手順で行います。
- 手を洗い、爪が頭皮へ当たらないように指の腹を置く
- 息を吐きながら、約5秒かけてゆっくり圧を入れる
- 呼吸を止めず、その位置で一度落ち着く
- 約5秒かけてゆっくり力を抜く
- 1か所につき2〜3回繰り返す
押す方向は、真下へ突き刺すように入れるのではなく、
頭皮へ指を密着させて、頭皮ごと少し動かす感覚です。
力を抜くときも、急に指を離しません。圧を入れる時間と同じくらいかけて戻すと、
刺激が強くなりすぎず、落ち着いたリズムで続けやすくなります。
痛いほど押す必要はありません
強さの基準は、「効いている気がする痛さ」ではなく、
呼吸を続けられる「じんわり気持ちいい」程度です。
押している間に顔がこわばる、肩へ力が入る、息を止めたくなる、
指を離したあとも痛みが残る場合は強すぎます。すぐに圧を弱めるか、その日は中止してください。
押したときの痛みや違和感について詳しく知りたい方は、
▶ 頭のツボを押すと痛い理由とNGな痛みの見分け方もご覧ください。
2.ツボ押しは毎日してもいい?強さ・時間・回数・タイミング
最初は、次の範囲から始めると力を入れすぎにくくなります。
- 強さ: 痛みを我慢せず、呼吸を続けられる圧
- 1回の圧: 約5秒かけて入れ、約5秒かけて抜く
- 回数: 1か所につき2〜3回
- 全体の時間: 1回3〜5分程度
- 頻度: まずは1日1回程度から。痛みが残る日は休む
- タイミング: 入浴後、就寝前、デスクワークの休憩時
入浴後は手と頭皮を清潔にした状態で行いやすく、
就寝前は刺激を弱めてゆっくり呼吸しながら触れるのがおすすめです。
朝に行う場合も方法は同じですが、急いで強くこするのは避けてください。
大切なのは時間帯よりも、短時間で無理なく続けられることです。
3.自宅で触れやすい頭のツボ|百会・太陽・風池
このページでは、「自分で押す方法」に集中するため、位置を探しやすい百会・太陽・風池の3か所を紹介します。
頭部にある11か所のツボを、正面・側面・後面の図で確認したい方は、
▶ 百会・神庭・曲差・太陽・頷厭・曲鬢・角孫・和髎・完骨・風池・天柱の位置をご覧ください。
百会(ひゃくえ)|頭頂部を包むように押す
百会は、頭頂部の中央付近にあるツボです。
左右の耳の上端を結んだ線と、頭の正中線が交わるあたりが目安になります。
中指の腹を置き、真下へ強く押し込まず、頭頂部を包むように5秒かけて圧を入れます。
最後に両手で頭頂部全体を軽く動かすと、一点だけへ力が集中しにくくなります。
頭が重く感じるときや、考えごとが続いて頭を切り替えたいときのセルフケアに取り入れやすい場所です。
太陽(たいよう)|眼球方向へ押さず、こめかみをやさしく捉える
太陽は、眉尻と目尻を結んだ線の中間から、外側・後方へ少し進んだこめかみのくぼみが目安です。
人差し指または中指の腹を置き、眼球方向へ押し込まず、こめかみへやさしく圧を入れます。
小さく動かす場合も、皮膚の上を強くこすりません。
指を密着させたまま、頭皮ごと動かします。
太陽は、Airy Spa®でも、こめかみから側頭筋へ施術をつなげる起点として特に重視しています。
目の疲れとこめかみの張りを一緒に感じる方は、太陽だけで終わらず、
耳の上まで手のひらを広く密着させて触れてください。
眼精疲労やデスクワーク後の頭の重さが気になる方は、
▶ 尼崎で眼精疲労・パソコン疲れがつらい方へのAiry Spa®
で、前頭部・側頭部・後頭部・首肩まで見る理由を詳しく解説しています。
風池(ふうち)|首の付け根を支えるように押す
風池は、後頭骨の下で、首の後ろにある僧帽筋と、
耳の後ろから首へ走る胸鎖乳突筋の間にある左右のくぼみが目安です。
両手で後頭部を包み、親指の腹をくぼみへ当てます。首の深い場所へ親指を突き上げるのではなく、
頭の重さを両手で支えながら、5秒かけてやさしく圧を伝えます。
長時間同じ姿勢が続き、後頭部から首の付け根まで重く感じる方が触れやすい場所です。
押してめまい、しびれ、吐き気、鋭い痛みを感じた場合は、すぐに中止してください。
4.悩みに合わせた3分セルフケアの組み立て方
何か所も続けて強く押す必要はありません。
その日に気になる範囲を一つ選び、3分ほどで終える方が力加減を保ちやすくなります。
目の疲れ・こめかみの張り
太陽へ圧を入れたあと、こめかみから耳の上へ手を広く当てます。
頭頂部の重さ・考えごとが多い
百会へ圧を入れたあと、頭頂部全体を両手で包んで軽く動かします。
後頭部・首の付け根の重さ
風池へ親指の腹を当て、後頭部を支えながら肩の力を抜きます。
寝る前に静かに休みたい
最も心地よく感じる1か所だけを2回押します。最後は手を置いたまま、ゆっくり呼吸してください。
すべてを毎回行うより、押したあとに頭皮や肩へ力が残っていないかを確認することが大切です。
痛みやヒリつきが残る場合は、次回から圧・回数・時間を減らしてください。
5.頭皮ツボマッサージで逆効果にしない注意点|ブラシや器具を使う場合
次の方法は避けてください。
- 爪を立てて押す
- 硬いブラシや先端の尖った器具で叩く
- 同じ一点を長時間押し続ける
- 痛みを我慢して強く押す
- 頭皮を強くこすって摩擦を加える
- 首を大きく反らせたり、ひねったりしながら押す
マッサージブラシは、先端がやわらかく、頭皮へ当てても痛みが出ないものを選びます。
ブラシは無意識に力が入りやすいため、最初は指の腹で圧を覚える方がおすすめです。
セルフツボ押しをしない方がよい状態
頭皮に赤み・湿疹・傷・強いかゆみ・腫れがあるとき、頭を打った直後、飲酒直後、発熱や体調不良があるときは行わないでください。
突然の激しい頭痛や、普段と違う強い頭痛がある場合は、ツボ押しを行わないでください。
しびれ、力が入りにくい、話しにくい、見え方がおかしいなどの症状がある場合も、ヘッドスパで様子を見ず、医療機関へ相談してください。
持病がある方、妊娠中の方、血液を固まりにくくする薬を使用している方、
治療中の方は、自己判断で強い刺激を加えず、必要に応じて担当の医療従事者へ確認してください。
6.ツボは「点」、頭筋は「面」|一点だけでは届かない範囲がある
百会・太陽・風池などのツボは、触れる位置を探すための分かりやすい目印になります。
一方、実際に感じる張りや重さは、一点だけに集まるとは限りません。
前頭筋・側頭筋・後頭筋など、点と点の間にある広い範囲へ続いていることがあります。
セルフケアでも、ツボを押したあとに周辺へ手を広く密着させ、頭皮ごと小さく動かすことが大切です。
Airy Spa®では、ツボの位置を知るだけでなく、
前頭筋・側頭筋・後頭筋から首の付け根、僧帽筋までを一つのつながりとして確認します。
▶ 前頭筋・側頭筋・後頭筋から僧帽筋まで捉えて動かすAiry Spa®の頭筋解説
7.セルフツボ押しとサロンのヘッドスパの違い
セルフツボ押しは、仕事や家事の合間に、自分で気づいた場所を短時間ケアできることが利点です。
一方、自分の頭を触ると、腕や肩へ力が入りやすくなります。
後頭部や首肩の状態、頭皮の動きや左右差も、自分の感覚だけでは分かりにくい部分です。
自宅のセルフツボ押し
自分で触れやすい場所を、3〜5分ほどケアします。
毎日の短いリフレッシュや、美容室へ行くまでのセルフケアに向いています。
Airy Spa®
前頭部・側頭部・後頭部から、首の付け根・僧帽筋まで確認します。
張り方や左右差に合わせて圧を調整し、シャンプー台で頭皮・頭筋・首肩・髪までケアする本格ウェットヘッドスパです。
セルフケアとヘッドスパは、どちらか一方を選ぶものではありません。
日常は短時間のセルフケア、頭から首肩までまとめて休ませたいときはプロの施術と、目的で使い分けられます。
8.Airy Spa®はツボを押すだけで終わらない本格ウェットヘッドスパ
INFINITYのAiry Spa®では、最初にカウンセリングを行います。
気になる場所だけでなく、パソコンやスマートフォンを見る時間、
食いしばり、睡眠、首肩の重さ、頭皮や髪の状態まで確認します。
そのうえで頭皮と頭筋へ触れ、どこが動きにくいか、左右で張り方が違うか、
後頭部から首肩まで力が続いていないかを見ながら施術を組み立てます。
施術では、太陽などのツボを的確に捉え、ツボから側頭筋へ圧をつなげます。
後頭部だけで終わらず、首の付け根から僧帽筋まで施術します。
さらに、頭皮のクレンジングや保湿、髪の状態に合わせたケアまで行えることが、
美容室のウェットヘッドスパならではの特徴です。
実際の手の密着、圧の方向、施術のリズムは、
▶ こめかみ・側頭部をケアするAiry Spa®実例動画でご覧いただけます。
次のような方は、一度サロンで状態をご相談ください。
- 押す場所が合っているか分からない
- セルフケアをしても後頭部や首肩が残る
- 腕を上げて自分の頭を触ること自体がつらい
- 何も考えずに頭を休ませたい
INFINITYでは、ヘッドスパのみのご予約も承っています。
9.頭皮ツボマッサージのよくある質問
Q1.頭皮ツボマッサージで髪は増えますか?
頭皮ツボマッサージだけで、髪が増えるとは断定できません。
薄毛・抜け毛・細毛が気になる場合は、頭皮の状態、生活習慣、
使用しているケア製品なども含めて確認することが大切です。
Q2.育毛剤の前にマッサージしてもよいですか?
使用する育毛剤の説明に従ってください。
強くこすった直後や、赤み・痛みがある状態での使用は避けます。塗布の前後や使用量は商品ごとに異なります。
Q3.頭痛があるときにツボを押してもよいですか?
軽い張りを感じるときに、やさしく触れて心地よく感じる方はいます。ただし、頭痛の原因は一つではありません。
突然の激しい頭痛や、吐き気・しびれ・見え方の異常などを伴う場合は押さず、医療機関へ相談してください。
頭痛を治す目的で、強く押し続けることも避けましょう。
Q4.頭皮が硬いときは強く押した方がよいですか?
硬く感じる場所ほど、力任せに押す必要はありません。頭皮へ手を密着させ、
呼吸を続けられる圧で周辺ごと小さく動かします。押したあとに痛みが残る場合は強すぎます。
Q5.どのくらい続ければ変化を感じますか?
感じ方や必要な期間には個人差があります。
まずは1回3〜5分、無理のない強さで続け、痛み・赤み・違和感が出ないかを優先して確認してください。
Q6.セルフケアで変わらないときはどうすればよいですか?
押す力をさらに強くするのではなく、ケアする範囲や目的を見直します。
こめかみ・後頭部・首肩まで重い場合は、頭筋と首肩のつながりを確認するサロンケアも選択肢になります。
10.まとめ|頭のツボは、強く押すより正しく触れる
自宅で頭のツボを押すときは、指の腹を使い、約5秒かけて圧を入れ、約5秒かけて力を抜きます。1か所につき2〜3回、全体で3〜5分ほどから始めてください。
百会・太陽・風池は自分で触れやすい場所ですが、正確な位置には個人差があります。
一点を探して強く押し込まず、周囲へ手を広く密着させ、頭皮ごとやさしく動かしてください。
セルフケアは毎日の短いリフレッシュに向いています。
自分では届きにくい後頭部、首の付け根、僧帽筋までまとめて休ませたいときは、
Airy Spa®をご活用ください。
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施術・記事監修
INFINITYオーナー 久保鉄平
Aujuaソムリエ/ビューティーソムリエ/Airy Spa®開発者/ヘッドスパ講師
※Airy Spa®は医療行為ではありません。施術やセルフケアの感じ方には個人差があります。











