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美容師が選ぶ“本当に良いドライヤー”の選び方|最新ReFa&過去人気ELMISTAも比較 JR尼崎 正式取扱店INFINITY

美容師が教える「失敗しないドライヤーの選び方」

毎日必ず使う美容機器。それがドライヤーです。

実は、
「どれで乾かすか」=「どんな髪になるか」
と言っていいほど、ドライヤー選びは髪質に直結します。

  • 乾かしてもパサつく

  • 広がる

  • 艶が出ない

  • 根元がつぶれる


これらは 乾かし方より“道具選びのミス” が原因のことが非常に多いです。

この記事では、
INFINITYでお客様の髪を毎日見ている美容師として、

✓ 最新ドライヤーをどう選ぶべきか
✓ 過去の人気機種ELMISTAの特徴
✓ 2025年版のおすすめモデル

を、例え話を交えながら“専門知識を誰でも分かる形”にまとめます。


① ドライヤー選びで最重要なのは「風量」

ドライヤーは風の力で水分を飛ばす機械です。
これは「熱で焼いて乾かす機械」ではありません。

例えば——
濡れた洗車後の車を思い出してください。
弱い風のハンディファンで乾かすより、ブロワーの強風の方が一瞬で乾きますよね?

髪も同じ。
風量が弱いと…

× 乾くのが遅い
× 必要以上に熱に当たる
× うねり・広がりが出る
× ごわつく

プロがサロンで使うのは
1.3〜1.6㎥/min 以上の強風モデル

強風=雑に乾く、ではありません。
最新モデルは**「風の質」まで調整している**ので、むしろまとまります。


② 「温度の自動調整機能」は絶対に必要

髪は140℃を超えると「タンパク変性」(髪の中身が固まる現象)が起きます。
一度変性すると元には戻りません。

そこで必須なのが、

乾かしている最中の温度を自動で調整してくれる機能

例えば、
「一定の温度を超えそうになったら風を冷ましたり強くしたりする」
…これを人の手でやるのは不可能です。

自動温度調整が搭載されていると…

✔ ダメージ最小
✔ 乾くのが早い
✔ まとまりが良い
✔ ツヤが安定する

ReFaはこの“温度制御”がとても優秀です。


③ 髪質によって“最適なドライヤー”は変わる

● くせ毛・広がりやすい髪

→ 温度自動調整 + しっとり寄りの風質
→ ReFaなど美容室系モデルが得意

● エイジング毛・細毛の方

→ 風量が強くて軽い質感に仕上がる機種
→ 軽量 × 高風量のReFaはメリット大

● ダメージ毛(特に中間〜毛先が弱い)

→ 遠赤外線や保湿重視の風が向く
→ 過去のELMISTAが得意だったジャンル

「自分の髪が何に弱いのか」でドライヤーの相性は変わります。


④ |ELMISTAエルミスタの良さは今でも“価値がある”

ELMISTAは

  • ミルボン × パナソニック共同開発

  • **“美容液の風”**という新概念

  • ミルボン濃密コンクを風に乗せる技術

  • 保湿・まとまりが非常に優秀

という“ケア特化系”の名機でした。

市場からは徐々に終了していますが、
ケア重視のドライヤーとしての価値は今も高い。

「ミルボン エルミスタ(ELMISTA)」|Aujuaと連動するテクノロジーケア


⑤ 美容師が今おすすめする最新モデル(2025)

ReFa BEAUTECH DRYER(最新モデル)

総合力で見ると、2025年はこれが一番“失敗しない”です。

✔ 温度自動制御が優秀
✔ とにかく速乾
✔ 風質が髪に優しい
✔ ツヤが安定
✔ くせ毛との相性が抜群
✔ 軽量で腕が疲れにくい

迷ったらReFaでいいと言えるバランスです。

🎂ReFa BEAUTECH DRYER BX W|美容師が選ぶ“ReFa史上最高のドライヤー”レビュー


ReFa 最軽量モデル「DRYER SE」

ReFaシリーズの中で、
最軽量・最速乾・扱いやすさトップなのが

👉 ReFa BEAUTECH DRYER SE(エスイー)

重いドライヤーが苦手な方や、
毎日使う負担を少しでも減らしたい方に特におすすめです。

🌈ReFa BEAUTECH DRYER SE|リファ史上最小・最軽量の最新ドライヤー


① SEの最大のメリットは“軽さと速乾力”

ドライヤー選びで意外と見落としがちなのが 腕の負担

髪を乾かすのに10分かかるとすると、
片手を上げ続ける10分は毎日だとかなりの疲労です。

SEはReFaシリーズの中でも圧倒的に軽く、
長時間乾かしても腕がしんどくなりにくい。

✔ ショート〜ボブ:圧倒的にラク
✔ ロングの方:乾かす時間が短いので疲れない
✔ メンズ:軽さと速乾が相性抜群


② 熱コントロール機能は“ReFaのまま”しっかり搭載

軽量化していても、ReFaの核心である
温度自動調整(センシング機能) は健在。

髪が140℃以上にならないように自動で調整し、
ダメージを最小に抑えながら乾かす設計です。

つまり、

軽い=機能が弱い、ではない。

むしろ、
“必要な性能だけ残して無駄を削ぎ落とした最適化モデル”
という位置づけ。


③ SEが向いている髪質・悩み

エイジング毛(細い・つぶれやすい)

→ 風量が強く、根元が立ち上がりやすい
→ 軽いので根元ドライがやりやすい

乾かすのがしんどいロングの人

→ 速乾性能が高いので時短になる

メンズ(トップがつぶれやすい人)

→ 立ち上がり・シルエット作りが簡単

子どものドライヤーに

→ 軽いので安全・負担が少ない


④ ReFaの3モデルの“わかりやすい違い”

モデル 特徴 向いている人
DRYER PRO(プロ) 最大風量・強くてまとまる・ツヤ重視 くせ毛/広がり/多毛/髪が長い人
DRYER SE(エスイー) 最軽量・速乾・根元ふんわり エイジング毛/メンズ/ボブ/毎日ラクに乾かしたい人
旧DRYER(無印) バランス型・標準機能 ReFaをまず試したい人

“軽さ×速乾×最低限の高性能”を求めるならSEが最適。


⑥ “ドライヤーの正しい選び方”まとめ

  • 風量は1.3〜1.6㎥/min以上

  • 温度自動調整は必須

  • 髪質で選ぶべきモデルは変わる

  • 価格より“風質と仕上がり”で選ぶ

  • ドライヤーは「毎日の積み重ね」なので、最も投資対効果が高い美容機器

毎日のドライヤーは、
“その髪の未来をつくる時間”です。

買い替えのタイミングで正しい選び方を知っておくだけで、
髪質は確実に変わります。


✦ 施術・記事監修:INFINITYオーナー 久保鉄平

Aujuaソムリエ / ビューティーソムリエ / ヘッドスパ開発者
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