美容資産とは何か 美容師が持つ技術を、長く価値を生み出す力へ
このページは、Airy Spa®実践セミナーDAY1でお伝えする「美容資産」の考え方をまとめた資料です。
講習中の補助資料として、また講習後に自店の技術やメニューを振り返るための資料としてご覧ください。
美容師は、すでに多くの美容資産を持っている
美容師が持つ美容資産とは、技術によってお客様へ価値を提供し、繰り返し売上を生み出せる力です。
美容師は、すでに多くの技術を身につけています。
主な美容技術には、次のようなものがあります。
・カット
・カラー
・パーマ
・縮毛矯正
・ヘアセット
・シャンプー
・ヘッドスパ
これらの技術は、一度使えばなくなるものではありません。
磨き続けることで、何度でもお客様へ提供でき、長く価値を生み出します。
美容師は技術を身につけた時点で、自分自身の中に資産を持っているのです。
技術を、選ばれるメニューへ育てる
技術を持っているだけでは、安定した売上にはつながりません。
美容資産として育てるためには、その技術の価値をお客様へ分かりやすく伝える必要があります。
メニューをつくるときには、次の内容を明確にします。
・誰に必要な技術なのか
・どのような悩みに応えられるのか
・ほかのメニューと何が違うのか
・なぜこの価格なのか
・継続して受ける意味は何か
技術の手順だけでなく、その技術を受ける意味まで伝える。
そして、お客様が自分に必要なメニューとして選べる状態をつくる。
そこまで設計されて初めて、技術は継続して売上を生み出す美容資産になります。
美容資産は、積み重ねるほど強くなる
美容資産は、一度の講習や一度の施術で完成するものではありません。
次の流れを繰り返しながら育てていきます。
1.技術を身につける
2.お客様へ提供する
3.結果を確認する
4.必要な部分を改善する
5.施術実績とお客様の評価を積み重ねる
6.技術や考え方をスタッフへ伝える
施術経験が増えれば、対応できるお客様の幅も広がります。
リピートや評価が積み重なれば、メニューとしての信頼も高まります。
さらに、技術をスタッフへ伝えることで、個人の技術がサロン全体の資産へと育っていきます。
資産価値を、自ら下げない
価値のある技術であっても、価格競争や過剰なサービス競争を続ければ、その資産価値は下がります。
たとえば、次のような状態です。
・本来は料金をいただく技術を無料で付ける
・必要以上に施術時間を長くする
・価格やサービス量だけを理由に選ばれる状態をつくる
これでは、技術の中身ではなく、安さやお得感がお客様の判断基準になります。
大切なのは、技術を安くすることではありません。
技術の必要性や違いを伝え、適正な価格で選んでいただくことです。
ヘッドスパも、美容師が持つ美容資産
ヘッドスパも、カットやカラーと同じ美容師の技術です。
美容室のヘッドスパには、さまざまな知識と技術が含まれています。
・お流しとシャンプー
・頭皮状態の確認
・髪や頭皮に合わせた商材選定
・頭部への手技
・首や肩へのアプローチ
・施術後の確認と仕上げ
しかし、短時間の追加サービスや、カット・カラーのおまけとして扱うだけでは、十分な美容資産には育ちません。
美容資産として育てるためには、次の状態を目指す必要があります。
・技術として違いを感じていただく
・ヘッドスパを目的に来店していただく
・継続して受けたいと思っていただく
・適正な価格で選ばれるメニューにする
Airy Spa®では、ヘッドスパを美容室に長く価値を残す美容資産として考えています。
自店の美容資産を考える
美容師は、すでに多くの技術を持っています。
大切なのは、新しい技術を増やし続けることだけではありません。
今ある技術を見直し、どのように育てるのかを考えることも必要です。
自店の技術について、次の視点から考えてみてください。
・どの技術を自店の強みにするのか
・どの技術でお客様から選ばれるのか
・どの技術をスタッフへ受け継ぐのか
・どの技術を継続して売上を生み出すメニューへ育てるのか
技術を持っているだけで終わらせず、お客様に価値が伝わるメニューへ育てる。
それが、美容資産をつくるということです。
今回のDAY1が、自店にすでにある美容資産と、これから育てていきたい美容資産を考えるきっかけになれば幸いです。
記事監修
INFINITYオーナー 久保鉄平
Aujuaソムリエ / ビューティーソムリエ /ブランド ヘッドスパ【AirySpa】開発者 プロフィール・専門性はこちら





