髪が絡まる原因と解消方法|美容師が解説する“5つの要因と正しいケア
「毛先がひっかかる」「くしが通りにくい」「乾かすと絡まる」
そんな毎日の小さなストレスには、必ず理由があります。
ここでは、髪が絡まるメカニズムを“美容師の視点”で分解し、
今日からできるセルフケアを分かりやすくまとめました。
1|髪が絡まる“5つの原因”
① キューティクルの乱れ(最も多い原因)
ドライヤーの熱、紫外線、摩擦などでキューティクルが浮き、
髪どうしが引っかかりやすくなります。
② 髪内部の乾燥
水分・脂質が不足した髪はパサつき、枝毛や切れ毛が増え、
それが絡まりの“物理的なひっかかり”に。
③ シャンプー時の摩擦
濡れている髪は最もデリケート。
ゴシゴシ洗い・爪を立てる行為・乱暴な泡立ては絡まりの原因No.1。
④ タオルドライの擦れ
タオルで“こする”と、キューティクルが破れやすくなります。
これにより、乾かす前から絡まりやすい状態に。
⑤ 髪質(細い髪・ハイダメージ毛)
もともと細い髪、ブリーチ毛、乾燥毛は、
わずかな摩擦でも絡まりやすい性質があります。
2|絡まりを防ぐための正しいセルフケア
① 予洗いをしっかり行う
シャンプー前に1分以上お湯で流すだけで、摩擦が大幅に減ります。
② シャンプーは“こすらず包み洗い”
手のひらで泡を広げ、頭皮と髪を“指の腹”でやさしく洗うことが重要。
③ タオルドライは“押し当てる”だけ
こすらず、タオルで水分を挟み取るように。
これだけでキューティクルが守られ、絡まりが激減します。
④ 乾かす前に“指で軽くほぐす”
濡れて絡んだまま乾かすと、固まりやすく、切れ毛の原因にも。
⑤ 必ず“根元から乾かす”
毛先から乾かすと、摩擦が増えてパサつきます。
根元 → 中間 → 毛先の順番が最も負担が少ない乾かし方。
3|絡まった髪の“正しいほどき方”
NG:無理に引っ張る、ブラシで叩く
切れ毛・枝毛が増えて悪化します。
正しい手順
4|よくある質問(Q&A)
Q1. ブリーチしていなくても絡まりますか?
A. はい。 ドライヤー熱・摩擦・紫外線でも十分に絡まります。
Q2. 朝絡まりやすいのはなぜ?
A. 就寝中の枕との摩擦が原因。
髪が長いほど絡まりやすくなります。
Q3. 濡れたまま寝ると危険ですか?
A. 非常に危険です。
キューティクルが開いたまま枕に擦れ、絡まり・切れ毛・クセの原因に。
Q4. 櫛はどんなものがいい?
A. 目が粗いもの → 目が細かいものの順番がベスト。
いきなり細かいクシはNGです。
5|INFINITYからのプロアドバイス
絡まりは「直し方」よりも “つくらない習慣” が最重要。
摩擦を減らすこと・乾かし方を見直すことで、
ほとんどの絡まりは改善できます。
そして、絡まりが続く場合は、
髪質・ダメージ履歴の見極めが必要になるため、
一度ご相談いただくと最適な方法を提案できます。
|絡まり改善に効果的なおすすめアイテム
絡まりやすい状態は、
“キューティクルの乱れ”と“髪内部の乾燥”が同時に起きていることがほとんどです。
そのため、摩擦を最小限にしながらキューティクルを整えるケアが相性抜群です。
ここでは、INFINITYで実際に使用している中から、
“絡まり対策として根拠のあるアイテム”を厳選してご紹介します。
INFINITYでは次の3ラインを中心に髪質に合わせて選定しています:
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グローバルミルボン SMOOTH
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オージュア スムース
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オージュア インメトリィ(最高峰)
■ グローバルミルボン|SMOOTH(スムース)
特に「指通りの悪さ」「毛先のひっかかり」をすぐ改善したい方向け。
特徴
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キューティクル表面を整える力が強い
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摩擦を大幅に軽減する“表面補修”が得意
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軽さ・ツヤ・絡まりにくさを両立
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細毛・普通毛・硬毛の3タイプで髪質適正が高い
“シルクのような指通り”を実感したい方に最適。
絡まりの「手触り的な不快感」が強い方との相性が抜群です。
■ Aujua|スムース(SMOOTH)
髪内部が硬くなり、動きが悪くて絡まる方に最適。
(特に日本人に多いタイプ)
特徴
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髪内部の“柔軟性”を回復する処方
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水分・油分のバランスを整え、髪を柔らかくしなやかに
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濡れている時の絡まりやすさが大幅に軽減
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ドライ後のまとまりや収まりがアップ
■ Aujua|インメトリィ(INMMETRY)
— 絡まり・うねりの“根本原因”に効く最上位ライン**
インメトリィが最強といえる理由
絡まりの根本には、
髪内部のゆがみ(メラニンクラック)と、キューティクルの角度乱れ
が必ず存在します。
インメトリィはその 内部ゆがみ(歪み)を補正できる唯一の処方 を持っています。
特徴
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髪内部の“形の乱れ”を補正する最高峰ケア
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髪が柔らかくしなやかになり、絡まりにくさが劇的に向上
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キューティクルの角度まで整えるためツヤが鋭く出る
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重くならずにサラサラ&まとまりの両立
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乾かすだけで素で絡まりにくい髪へ変わる
なにが違う?(SMOOTH・オージュアスムースとの比較)
| ライン | 得意分野 | アプローチ |
|---|---|---|
| グローバルミルボン SMOOTH | 摩擦・表面補修 | キューティクルを整えて絡まりを防ぐ |
| オージュア スムース | 内部の柔らかさ回復 | 内部の乾燥・硬化を改善して絡まりを抑える |
| インメトリィ(最強) | 内部の“ゆがみ”補正 | 髪の形そのものを整えるため、絡まりの根本が消える |
→ 絡まりの原因を「表面」「内部の柔らかさ」「内部の形」まで全部カバーできるのがインメトリィ。
→ 結果、絡まり改善において最強クラス。
■ こんな方にインメトリィが圧倒的に向いています
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濡れても乾いても絡まる
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髪が硬い・動きが悪い
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うねり・広がり・ゴワつきがある
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何を使っても手触りが持続しない
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髪質改善しても「持ち」が悪い
これらの背景には 内部のゆがみ=構造レベルの問題 があり、
インメトリィはそこへ直接アプローチできる唯一のライン。
■ アウトバス(オイル)との併用がおすすめ
乾かす前の摩擦対策としては必須。
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キューティクルをコート
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熱ダメージを軽減
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指通りアップ
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絡まりの再発を防ぐ
髪質に合わせて量を調整すれば、重くならずに柔らかさとツヤが出ます。

